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犬の腎臓病にかかる治療費はいくら?症状の特徴とペット保険での備え方を解説

2026/5/12 公開

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愛犬が「犬の腎臓病」と告げられたとき、多くの飼い主さんが不安を感じるのは症状の深刻さだけでなく、長期にわたる治療費のことではないでしょうか。腎臓病は慢性化しやすく、通院・投薬・食事療法が長期間続くケースも少なくありません。この記事では、腎臓病の主な症状から治療費の目安、ペット保険での備え方まで、わかりやすくまとめました。

犬の腎臓病とは?見逃しやすい初期サインを知ろう

腎臓は体内の老廃物をろ過し、尿として排出する重要な臓器です。犬の腎臓病は「急性腎臓病」と「慢性腎臓病」に大きく分けられ、特に慢性腎臓病はシニア犬(7歳以上)に多く見られます。

腎臓病が厄介なのは、初期段階ではほとんど症状が現れない点です。腎機能が約70〜75%低下してはじめてさまざまなサインが出始めるといわれています。飼い主さんが気づきやすい代表的なサインとしては、以下のようなものが挙げられます。

- 水をよく飲む・尿の量が増える(多飲多尿)

- 食欲の低下・体重減少

- 元気がない、ぐったりしている

- 嘔吐や口臭(アンモニア臭)

- 被毛のツヤがなくなる

こうした変化は加齢による老化と混同されやすいため、定期的な健康診断で血液検査・尿検査を受けることが早期発見につながります。年1〜2回の検査習慣を取り入れることが、愛犬の健康を守る第一歩といえるでしょう。

腎臓病の主な治療方法と内容

現時点では、低下した腎機能そのものを完全に回復させる手段はないとされています。そのため治療の主な目的は「腎臓への負担を減らし、現状の機能をできる限り維持すること」となります。

主な治療・管理方法としては次のようなものがあります。

点滴療法(輸液):脱水を防ぎ、腎臓の負担を軽減するために行われます。入院での集中的な静脈点滴のほか、通院や自宅での皮下点滴が選択される場合もあります。

投薬治療:血圧を管理する薬、嘔吐を抑える薬、リンの吸収を抑える薬など、症状や進行度に合わせてさまざまな薬が処方されることがあります。

食事療法:腎臓病用の療法食(低タンパク・低リン・低ナトリウムのもの)への切り替えが推奨されることがあり、これが進行を緩やかにする上で重要とされています。

定期的な検査・通院:血液検査・尿検査・血圧測定などを定期的に行い、状態を継続的に確認します。

治療は数ヶ月〜数年単位で続くことが多く、継続的なコストへの備えが重要です。

犬の腎臓病にかかる治療費の目安

腎臓病の治療費は、病気の進行度・治療内容・通院頻度・動物病院の地域によって大きく異なります。あくまで目安として参考にしてください。

初診・検査(血液検査・尿検査・画像検査など)の場合の目安

:1回あたり1万〜3万円程度

点滴入院(数日間の集中治療)の場合の目安

:3万〜10万円程度

慢性期の通院管理(月1〜2回の通院+投薬)の場合の目安

:月あたり1万〜3万円程度

年間トータル費用の目安

:軽度〜中等度で管理している場合、年間15万〜40万円程度になるケースも

病状が進行して入退院を繰り返すようになると、年間で50万円以上になる事例も報告されています。腎臓病は「完治」よりも「長期管理」が基本となるため、一時的な費用だけでなく、継続的な出費として計画的に考えることが大切です。

ペット保険で備える

腎臓病のような慢性疾患こそ、ペット保険の備えが家計を大きく助けます。ただし、ペット保険にはいくつか注意点があります。

加入前に確認したいポイント

- 慢性疾患の継続補償:保険会社によっては、同一疾患について翌年の更新時に補償対象外(免責)となる場合があります。「慢性疾患でも更新継続補償」を明記しているプランを選ぶことが重要です。

- 通院補償の有無と上限:腎臓病では通院が長期にわたるため、通院補償がある保険・1日あたりの上限額・年間通院限度回数を必ず確認しましょう。

- 加入年齢と既往症:すでに腎臓病と判明している場合は加入できない、または腎臓病が補償対象外となるケースがほとんどです。健康なうちに加入しておくことが最大のポイントです。

- シニア犬向けプランの検討:7歳以降は保険料が上がる傾向にありますが、シニア犬専用のプランを用意している保険会社もあります。複数社を比較検討することをおすすめします。

愛犬が元気なうちに保険の内容を見直し、万一に備えておくことが、飼い主さん自身の安心にもつながります。定期的な健康診断と適切なペット保険の組み合わせが、犬の腎臓病との長い付き合いを支える大きな柱となるでしょう。

🐾 ペット保険を比較して備えよう

突然の治療費に備えるために、ペット保険への加入を検討してみましょう。

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